コロナや風邪で亜鉛を増やしたら傷の治りも早かった
子どもが保育園でコロナをもらってきてしまい一家全滅したときに、味覚臭覚が一時的になくなり、その後、抜け毛も増えてしまったので亜鉛を少し多めに摂っていました。
ちょうどその頃、謎の虫に噛まれて掻き壊してしまった傷痕が思いの外、早く、跡も綺麗になくなり驚きました。肌がすみやかに修復された感じがしました。これはたぶん亜鉛のおかげ!
亜鉛とは
16の必須ミネラルの内の1つ
必須ミネラルとは、体の成長や生命活動を維持する上で必要不可欠なミネラルのこと。
新陳代謝やエネルギー産生、免疫反応などに欠かせない栄養。
亜鉛の効果
- 味覚・視覚・嗅覚を正常にする
- 免疫力の強化
- 成長・発育促進
- 肌のトラブル改善
- 脱毛を防ぐ
- 神経伝達物質の調整
- 性ホルモンの分泌を調整
- 重金属の排出 など
亜鉛が不足すると
イライラや貧血、食欲不振、味覚障害、皮膚炎、生殖機能の低下、脱毛、免疫力低下、神経感覚障害、認知機能障害などの症状が現れる。
ストレスが増えると大量に亜鉛が消費されて、亜鉛欠乏になるようです。
ストレスは、精神的なものから寒暖差や風邪など様々なものがあります。
また、妊娠中や子どもは、成長・発達のために亜鉛を必要とします。
亜鉛は、もともと吸収率の低い栄養素で摂取量の約30%程度とされています。
さらに、年齢とともに亜鉛の吸収率は低下。
亜鉛の吸収を阻害するもの
コーヒー、オレンジジュース、カルシウムの他に未精製の小麦や穀類・豆類、オートミールなどに含まれるフィチン酸も亜鉛の吸収を阻害するそうです。
さらに、食物繊維、タンニン、シュウ酸、ポリリン酸、アルコール、過剰なカルシウムの存在下では排出されやすくなります。
鉄も亜鉛の吸収を阻害するので、時間を変えて飲む。食品から摂る場合は一緒に摂ってもOK
亜鉛の吸収を高めるには
動物性タンパク質やビタミンC、クエン酸を同時に摂ること。
細胞の正常な分化を促すビタミンAも合わせて摂取すると良いそう。
過剰摂取も厳禁
摂りすぎもNG
1日の必要量(厚労省HPより)
- 成人(男性)11 mg
- 成人(女性)8 mg
過剰の症状に吐き気、嘔吐、食欲不振、胃痙攣、下痢および頭痛など。また、長期にわたり亜鉛を過剰摂取すると、銅の減少、免疫の低下、およびHDLコレステロール(「善玉」コレステロール)の減少などの健康被害がおこるので注意が必要。
特に銅と拮抗するため、亜鉛を摂る場合は合わせて銅も摂る必要があります。
銅を含む食品
- レバー
- カシューナッツ
- 大豆
- ココア など
亜鉛を多く含む食品
サプリで補うのもいいけど、できるだけ食事から摂れるようになって、サプリも減らしていきたい。
- 牡蠣
- 牛肉
- 豚肉
- うなぎ
- ナッツ など
亜鉛が多いと言えば、牡蠣のイメージが強い。
うなぎはビタミンAも摂れるから一石二鳥ということですね。
このパスタが美味しそう!亜鉛もビタミンCも摂れるし!
牡蠣といんげんの春菊ソースパスタ。
— さなえごはん (@sanae_foodgeek) December 12, 2022
洗って水気取った牡蠣といんげんをにんにくとオリーブオイルで炒め白ワイン少々。茹でたパスタと春菊ソース加え、塩調味、チーズ削って。レモン絞りつついただきます。
春菊ソースは先日の白子ムニエルのと同じ。牡蠣にもよく合う。
冬の定番になりそうね、これ。 pic.twitter.com/sTjrQlqaaF
アイハーブだと50mgとか含有量が多い商品がたくさんあるけど、摂りすぎない量のものを選ぶのが良さそう。
亜鉛の選び方
胃腸が弱くても飲める。さらに空腹時に飲めて、胃腸粘膜を修復してくれる
・ピコリン酸亜鉛
吸収率が良い
・オプティ亜鉛
吸収率が良く、長く留まる
他にも種類はありますが、いずれかを選べば良いと思います。